今日は、
独学は難しい〜どこにも答えが書いていないヴォイトレ本
について、お話いたします。
日頃から、ヴォイストレーニング®に関する本、
声楽論、医学書、心理学の本など、
多くの「声」に関する資料、色々な方の著書に目を通しています。
しかし、専門書であれば当然、専門用語が多いので難しく、
また、ヴォイトレ本の多くは、一番大切な基本はさらり、
テクニックばかり書いているものが多く、
「読んだ人はわかったのかな」
「これで本当に、上手になるのかな」
「どこに答えが書いてあるのだろう」
いつも、そんな疑問と残念な思いでいっぱいになるのです。
発声を独学するのは、とても難しいと言われています。
本を読むだけ、Youtubeで観るだけで
バレリーナになったり、野球選手になれないのと同じです。
また、声の出し方があっているどうか、
わからない状態で、大きな声を出したり、
間違った呼吸をしたりするのは、とても危ういことで、
それらは、声帯を痛めてしまうだけでなく、
「万病のもと」であると、お医者様も警告しています。
また、間違ったやり方が癖になってしまうと、
なかなか元に戻す事はできません。
私は6歳の頃から
ヴォイストレーニング®の英才教育を受けてきました。
子供ながらに理解できた「大本式メソッド」は、
本当にシンプルでわかりやすかったのです。
そして、このメソッドは、
音楽業界や映画、TVの第一線で活躍するプロの方々が学び、
結果を出しているトレーニングというのが、
何よりもの証明ではないでしょうか。
本物は、いつの時代も「物事の原理」をわかりやすく、
シンプルに伝えています。
どこにも答えが書いていないヴォイトレ本は、今すぐ閉じましょう。
呼吸の仕方ひとつで、すべてがかわります。
プロセスが正しければ、結果は自ずとついて来るのです。