私自身、少し前からですが、友人、知り合いの経営者、あるいは
女性ばかりの起業家の集まりなどで
経営者自らが「社員訓示」など、もっと影響力を高めるために
ー実はずっと、ヴォイストレーニング®やってみたいと思って
いたのですが、大本先生、教えていただけますか?
ー 社員教育の一環で、ヴォイストレーニング®研修のご相談に
のっていただけませんか?
というお話を数多く頂くようになりました。
実際、企業さまにカウンセリングに伺い、経営者様、人事部の方や
営業部や人材育成を担当されるご担当者さまにお目に掛かると
●社員のモチベーションを上げるために 「話し方」や「コミュ二
ケーションスキルアップ」 などの研修は、さんざん行ってきたが
いまいち営業成績が伸びている実感がない
●プレゼン能力を上げる方法はひと通りすべて試したが、社員ひと
りひとりの「能力」「魅力」アップにまで結びついてない
●営業成績のいい社員、部下の信頼が厚い社員などを分析すると
「いい声」の持ち主が多い。トレーニングで育成できるのであれ
ば、是非取りいれたい
●人を引きつける、第一印象をよくするトレーニングをトータルで
お願いしたい
●大本先生の著書を読んで、これしかない!と思ったので、社員の
ために最高のヴォイストレーニング®をお願いしたい
といった声、ご相談が多く聞かれます。
つまり、実際に多くの企業様が
・具体的にトレーニングの必要性を強く感じている
・色々試したが、実感として変わったとか、成功が伴っていない
・従来のやり方では顧客の心は掴めない
・もっと成果のあがる方法があるはずと探していた
ことがよくわかりました。
私がいつもお答えしていることは
もちろん、腹式呼吸ができるようになったり
大きくハッキリした声が出る
声や滑舌がよくなる
人前であがらなくなる
喉が痛くならない
などの基本は一番大切なことですが、これらは習えば習得できる
最も基本的なことであるということ。
大切なのは、その先にあるものをきちんと身につけて
いかなければ、ただの座学に過ぎない。
「良いセミナーを聞いたね!」
「自分もこれなら毎日続けられるかな」
という程度のものなら、プリントを一枚お配りして、
各自でやっておいていただけばいいわけです。
ただ、私たち「ヴォイストレーナー®」はプロとして
「個」に対応していかなければ意味がありません。
自分が他人と違うのは当然ですよね。
骨格や体つきも違えば、声帯や筋肉の状態も違うわけです。
その人にとって、「個」が生かせること、「声」が生かせること。
「個声」を磨き育てることが、これからのビジネスで、求められる
最強のツールになると信じています。
人は、「言葉の内容」や「話しのテクニック」ではなく、
「声」によって心動かされているのです。。
ビジネスでは、最も顕著にそれが現れます。
「心地の良い声」「テンポ」「間やタイミング」などで
『「あ、この人の話しをもう一度、聴きたいな」
と思うことはありませんか?』
と質問すると、ほとんど全員の方が
「はい!あります」
と答えられます。
ここから先のお話は、個々によってカウンセリング、アドバイス、
トレーニングが変わってきます。
明日からは、「そうした需要」に対応すべく、
■なぜ、ビジネスパーソンのためのヴォイストレーニングをスタート?
■なぜ、今のビジネスパートナーを選んだのか?
についても、書いていこうと思います。