以前、書いたブログです。
あのパーソナルトレーナーさん、やっぱり辞めてしまったみたいです。
残念です。
『人気トレーナーになるためには、技術、人柄と同じくらいに「声」も
大事なんですね』
と、オーナーさんがしみじみ語っておられました。
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パーソナルトレーナーも
ヴォイストレーニングが必要な時代。
パーソナルトレーニングを始めて15年以上経ちます。
今のジムは自宅から近く、オーナーさん自らが担当してくださって
とても楽しく、厳しく追い込んでくれるので、安心。
心身ともに心地よく、理想的な変化と維持ができて満足しています。
歴代のトレーナーさんを思い出して、気づいたことがありました。
それは、
トレーナーさんと相性が合う合わない
大事な要素のひとつは「声」にある!
そして「間」が合わない人とのトレーニングは
やっぱり心もカラダも素直に反応してくれない。
もちろん一番大事なのはトレーニングの質。
トレーニング後のカラダのハリは正直。
トレーナーさんによって、まったく違います。
カラダは正直に答えを出してくれますから。
それ以上に大事なのは、モチベーション。
私を奮い立たせてくれるもの
それは「声」だと確信しています。
お客さまとの「間」やフィーリングに
合った「心地よさ」「ノリ」があれば
ものすごく楽しく気持ちよくカラダを
変えていけます。
このジムに、最近入られた新しいトレーナーさん。
実は私、その人の「声」と「テンション」がすごく気になってしまい
自分のトレーニングペースが乱れてしまいました。
私の思考をせき止めて
何も考えさせてくれない。
ガンガンキンキン響いて、ジムにいるのが居心地悪いのです。
その人、声自体は大きくてはっきり、よく通ります。
よく「声の悩み」に出てくる
『声が小さい』
『モゴモゴはっきりとしない』
そんな人からしたら、真逆です。
「なりたい声」
に近いかもしれない。
そして多分、本人にとっては気持ち良い「声」のはず。
この「声」で話している自分、大好きなはずです。
しかし、聴き心地?
それは、とっても気になります。
一時間、つきっきりで隣で話されたら。
お腹いっぱいになりそうです。
今朝も、その方がいらして。
私より先のお客さまのトレーニングを終えて、下の階へ移動された
タイミングでオーナーさんが、私にこう言いました。
オ「やっと静かになりましたね。本当にすみません。やっぱり気に
なりますよね」
私「はい(笑)。ごめんなさい、すごく気が散ってしまって」
オ「すみません。僕も何度か本人に注意したのですが・・・・・・。
彼に全く自覚がなくて・・・」
私「自覚していないというのは、一番の問題だけど、全然大丈夫よ。
気づけばいいのだから、直りますよ。自分の「声」が大きすぎて
周りが見えてないし、他人の「声」とか話しも聞こえなくなって
いるのね。だから心くばりに欠けるのかな。多分、彼は他の人の
気配とかも感じてないから、行動も危なっかしいでしょ」
オ「えええ〜〜声だけでわかるんですか。そうなんですよ」
私「声の専門家だから」
オ「声ってすごいですね」
私「大事なことだから、うまく伝えてあげてね。気づいてくれたなら
いいね。大丈夫よ。」
オ「大本さん、うちでヴォイトレの研修やって
ください!」
そんな会話でした。
オーナーさんのご希望なら、大本京、いつでも出動いたします!
パーソナルトレーナーも
ヴォイストレーニングが必要な時代。
お客さまのモチベーションを奮い立たせる
乗せ上手なトレーナー育成に、聴き心地のいい
「声」は欠かせません。
「間」の取り方も含めて、まずは呼吸からです。
指摘するということはなかなか難しい。
怒ることではありません。
本人が気づいていない場合は特に、気づかせてあげることから。
言い方によっては相手を傷つけます。
ものすごくデリケートだから。
だから、私たちプロがいます。
安心してお任せください。
どんなお仕事も、誰のために?という視点で考えてみる。
これ、ものすごく大切です。
自ずと自分を冷静に振り返ることができるはず。
客観的に自分を見て知る。
これができるようになれば、日本も変わる!
いろいろな意味でね。
そう思います。