今日は、
「ヴォイストレーニング®は、最強のビジネススキル」
についてお話しします。
ヴォイストレーニング®は、歌手やアナウンサーが学ぶもの。
そういう認識も、今では薄れつつあり、
「話すことを仕事にしている多くの人」が必要とし、
ビジネススキルのひとつとして認識されています。
ヴォイストレーニング®を企業研修に取り入れる所が多く、
私にもTV局や全国の企業や団体さまから、
講演に来て欲しいとお声がかかります。
歌手やアナウンサー、学校の先生、セミナー講師、
営業やオペレーター、会社経営者の方など、
「声」は、大事な商売道具ですから
日頃から人一倍気を遣って、ケアしている人も多い事でしょう。
大切なプレゼン・社内会議・電話営業・接待・コンペティション、
セミナーや交渉、商談など、
ほかにも数えたらキリがありませんが、
「声」の存在感、「話の聴き取りやすさ」「声の好感度」が
重要視される場面が多いのです。
何を言っているのかわからない、聴き取りにくい声、小さな声、
またいちいち気になる耳障りの悪い声など、
服装や見た目以上に、
「声」が他人に印象を与える役割は大きいのです。
アメリカでは大統領選が始まる前、
候補者達は演説の説得力を増すため、印象をよくするために、
徹底的にヴォイストレーニング®を学びますし、
ハリウッドの俳優たちは、役柄に併せて、音色を磨きます。
こうした流れは、日本でも注目されはじめています。
いまやヴォイストレーニング ®や話し方の本は、書店にも数多く並び、
誰もが一度は手にした事があるでしょう。
「いい声」「通る声」「明るく力強い声」は、
商談や交渉を有利に進めることもできますし
同じ内容であっても、より説得力を与えられます。
お医者様や看護婦さん、カウンセラーなどの
「やさしい声」「誠実で嘘のない声」「包みこんでくれるような声」は、
患者さんに対して、心理的にも大きな安心感を与えます。
ビジネススキルとして、声を磨く事が当たり前の時代になってきました。
「声」はトレーニングすれば、自在にコントロールすることができますし
自分自身でケアする事もできます。
どれもこれも、まずは
呼吸の仕方ひとつで、すべてがかわります。