心に響く歌


「心に響く歌を唄う」
本当に永遠のテーマだと思います。

歌詞を読めば、どんな歌なのかだいたい理解は出来ます。
そこに、感情を乗せて行けば、抑揚のある歌には聞こえるのですが、
それだけでは人に伝わりません。
「歌」は、そんなに簡単なものではないのです。

カラオケで100点を取っても、どんなに高音が出ようとも、
「聴かせてやろう」なんて思って唄う歌は、
人の心には響きません。

 

想いが溢れて溢れて、
それが歌になるのです。

心をこめて丁寧に歌う歌には叶いません。

 

自分のために歌っていいのです。
それは、やがて誰かのためになります。

 

 

よく、感情をどう表現したいいか、考えて歌いましたという人がいます。
考えてうたうことはとても大切ですが、多くの人は感情を「カタチ」に
しようとしてしまいます。

「カタチ」がないものを「カタチ」にするのですから難しいですね。
答えがあっているかどうかなど、誰もわかりません。

 

そこで、私ならどうなのか?置き換えて考えてみると・・・

 

演じるということは、自分ではないのですから、それは聴き手にして
みれば、わざとらしさ、空々しい嘘のようなもの。
心のない、空っぽの歌に聴こえてしまいます。

ステージに立ったら、歌は自分だけのものではない。
聴いてくれる方がいらっしゃるからこそ、ステージに立てるのであり、
大切にするのは、心を込めて言葉ひとつひとつ、丁寧に唄うということ。
そう考えます。

 

私もかつて、問われた事があります。
「あなたが唄う大義名分はなんですか?」

歌が好きだからとか、得意だからとか、そういうありきたりの事では
ない、大切なものは、どこでどうやって見つけるのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

それは、生き方なのです。

 

 

 

 

 

 

 

日々、まわりの人に感謝をして、人の悪口を言わない。
きれいな花をみて「きれい」と思ったり、読書や映画鑑賞でもいい。
青空をみて、風を感じて、笑顔で過ごす事。
「感性」は教えてあげられるものではないので、生き方の積み重ね。

生き方の積み重ねは、その人の性根です。
どんなに演技しても、性根は隠せません。

大好きだという気持ちが誰にも負けないのなら、それを知っている
のも自分です。
やってるのに…と思い、不満を抱えたり、自分に嘘をついていても、
それを知っているのは自分です。

自分には、隠し事はできません。
どんなに辛い事があっても乗り越える強さがあれば、それはいつか
それはあなたの心の引き出しの奥にそっとしまわれて、いつか取り
出すときがくるでしょう。

そのときの悔しさ、涙、そして手を差し伸べてくれた人への感謝が、
あなたの心に彩りをくれます。

その強さが、歌になるのです。

 

頑張れるときも頑張れないときもあるし、どうしたらいいかわから
ない時もある。
嘘をついたり、人を傷つける事もあるけれど、その時の嫌な気持ち、
痛みを知っているのも自分です。

きれいごとを言っているのではありません。

日々を丁寧に生きること、自分に嘘をつかないこと。
一生懸命に生きている姿勢、それが歌に現れ、人の心を打つのです。
だから想いが溢れて、溢れて、歌になるのです。
そんな歌をたくさん聴かせてください。
うまく唄おうとしなくていいんです。
あなたが思うよりずっと、聴いてくださる方は感じています。

 

心に響く歌〜これは永遠のテーマです。
すべては聴いてくださる方が決めきてくれる事で、自分ががどうした
からといって、伝わるものではないのです。
ひたすら、日々を丁寧に心をこめて、生きて行くということが、
結果として良い歌に繋がって行くのだと思います。

 

 

テクニックではなく、心。
そんなことも一緒に考えながら、私のヴォイストレーニング®では
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