歌上手?モノマネ?カバー?〜4


最近、久しぶりに感動する歌を聴きました。

そのアーティストは、カバー曲を Youtube で
発表していて、その数なんと120曲以上!

歌声は耳から離れないし、フレーズを何度も口ずさみ
すっかり、その心地よさの虜になってしまいました。

”もはや原曲を超えた!”
”全く違う曲に聴こえる”
”この人の歌ですか?”
たくさんのコメントが書き込まれていますが、どれも
激しく共感してしまいました。


そんな体験から久しぶりに【歌う】について深く考え
「歌上手」「モノマネ」「カバー」を分析してみよう
と思いました。

 

カバー、カヴァー(英: cover)とは
ポピュラー音楽の分野で、他人が発表した曲を歌唱・
演奏して発表することである。
元は代役を意味する言葉である。
本人が発表した曲の場合はセルフカバーとも表すが
これは和製英語で本来の意味とは異なる。

カバー – Wikipedia

 

近年では、徳永英明さん、JUJUさん、今井美樹さん
クリスハートさん、平井堅さんなどのカバーアルバム
が記憶に新しいですが、他にもたくさんありますね。

企画趣旨も色々なので、ただ歌ってカバーしている人
もいれば、本当にお見事なカバーを発表されている人
もいます。

 

以前、桑田佳祐さんとミスチルの桜井和寿さんがTVで
お互いのオリジナル曲を歌い合っていて、桑田さんが
桜井さんの歌を見事に桑田節で歌っていたのを観て
「あれ?これ桑田さんの歌だったよね?あれれ?」
と思ったことがありました。
さすがでした。

 

アレンジで、歌の雰囲気をガラリと変えることは可能
ですが、カバーって本当に奥が深くて

「自分の歌として歌えている」

これができるアーティストが意外と少ない!

だから「歌力」の評価が分かれるところです。
どうしても、元歌歌手の色が拭えない。
これは仕方のないことでもあります。

 

 

”カバーとは

アーティスト独自の再解釈で

新たに表現すること”

 

ただ、なぞって歌うのではない。

ただ、崩して歌うのではない。

自分の解釈で、自分の歌にすること。

オリジナルを損ねるのではなく

オリジナルがあるからこそ

自分ならばこう表現すると・・・。

 

元歌は見本です。
だからカバーといってもついつい無意識にマネてしまう
のです。

しかし、歌手は、見本のない歌を歌うのが仕事です。


オリジナル曲は

「誰も歌っていない」

「自分で作り上げなくてはいけない」

自分の「声」「表現」で「歌」を作る。

一番シンプルだけど、難しいことなのかもしれません。

 

カバーの達人は元歌があっても見事に

自分のものとして咀嚼して表現できる

人なのです。

そういうアーティストになりたいですね!

 

自分の「声」「表現」「歌」見つけることが
大事なことだと気づいたら
ぜひ、私に相談してくださいね ♪

 

 

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