ヴォイストレーナー®総本山・二代目が伝える『ヴォイストレーニング®』の原理原則〜その 13〜『カラオケがうまいことと、自分だけの「個声」と「歌」があるということ』


今日は、

カラオケがうまいことと、

自分だけの「個声」と「歌」があるということ

についてお話しします。

先日、とても久しぶりにカラオケで歌いました。

 

友人のリクエストに応えながら

エコーを強めにかけて

気持ちよく楽しく歌いました。

 

 

「やっぱり,プロは違うよね〜

ごめん、本人を前にして言う言葉じゃないけど

やっぱり先生はすごいや」

 

 

くすぐったい気持ちになりながら

小一時間ほど遊びました。

 

 

Yumingや聖子ちゃん、都はるみもやっちゃいました。

明菜ちゃんもミスチルも。

 

 

 

しばらくして、友人が

 

「いろんな声で歌うんだね。さすがだな」

と、褒めてくれたのですが

私は

「だって、カラオケだもん。遊び心、サービス精神、楽しくね!」

と言ったら

友人が

「でも、ライブは全然違うね〜あれはMIYAKOの世界観が!」

 

 

さすが、私のビジネスパートナー。

良いところに気づいてくれました。

 

 

何度もブログでお話させてもらっていますが

私はステージに立つということは

聴いてくださるお客様がいてくださるからこそと

その心世にに寄り添うよう

届くように

常にその想いを忘れずに

心を込めてうたうことを心がけています。

 

「聴かせてやろう」

そんな気持ちで歌うなど

とんでもないことだと思っています。

もちろん、一生懸命届けたいと

思いの丈をぶつけるというのもあります。

それは、聴かせてやろうではないので

誤解しないでくださいね。

 

 

そう言う意味でカラオケは

「聴かせてやろう」

「自分に酔いしれちゃった」

「受け狙いで派手なパフォーマンス」

全然OKだと思います。

 

 

 

プロ歌手の場合、

みなさんそれぞれに

自分の「歌い方」「個声」を持っています。

 

当然のことですが私も

「MIYAKO節」とでもいいましょうか。

 

私独特の

私にしか出せない味

というものがあります。

 

 

だから、カラオケで歌うYumingは、Yumingっぽく

「京ちゃん!Yumingそっくり〜すごい!さすが!」

と喜んでもらうことができる。

 

 

ライブで歌うときは、

「あぁ、MIYAKOさんが歌うと、Yumingはこう表現されるのか」

「MIYAKOさんのYuming良かった」

「新しい感じがするね〜MIYAKOバージョン」

と言っていただけるのかもしれません。

 

いちばんうれしいお褒めの言葉です。

 

本当に届いているということだから。

 

 

 

この他人の評価こそが

プロ歌手のすべてであり、

自分だけの「個声」と「歌」があるということ

オリジナリティーがあるということ

これが、いかに大切かということにつながるのです。

 

 

また、もうひとつの考え方ですが

「Jazzスタンダート」

という言葉を聞いたことがあると思いますが

(長きに亘りJazzシーンで演奏され続けている楽曲のことです)

演奏家の感性で

無限にバラエティに富んだ表現がされていて

カバーという言葉で収まりきらない。

Jazzは原曲からどんどんアレンジで印象を変えてしまう場合もあるので

ものすごく高度なテクニックなのですが

そこまでいかないとしても

 

自分だけの「個声」と「歌」があるということは

そんなイメージでしょうか。

自分の歌にするという意味で。

 

 

「カバー曲」は

素晴らしい楽曲があってこそ

素晴らしいアーティストのお手本があってこそ

それがあるから

自分の解釈、表現を研究させてもらえるものです。

 

 

 

でも、これに気づくまで

これを見つけるまでは

そんなこと考えたこともなかったし

ただただ

「誰かに似ていること」

で満足していたのです。

そして、

聴かせたい!

唸らせたい!

凄いと言ってもらいたい!

そんな気持ちばかりだったように思います。

 

今の私があの頃の私に出会っていたら

「似てるだけで、全然オリジナリティーないのね」

「ひとりよがりの歌になっていない?」

と辛口で評すると思います。

 

 

 

 

 

ですから

真似をして満足するのは

カラオケの楽しい遊び方であって

スタイルも自由、楽しんでください。

 

けれどもしも

プロを目指すのであれば

カラオケを飛び越して

もう一歩先を目指してみませんか?

 

 

このお話、明日も続きます。

 

 

 

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