新曲リリース以来、数多くのラジオ番組にゲストとしてお招きいただき、
本当に毎日充実しています。
テレビもラジオも音楽も、観たり聴いたりするものだったのに、いつの
間にか、自分がそっち側にいるということは、いまだに夢のような話で
時々、びっくりします。
私のラジオの原点は、大石吾朗さんのコッキーポップ。
中学生だった私。
真夜中、ベッドに潜り込むと、まず最初にイヤホンをつけ
赤いデジタル時計の目覚ましを朝7時にセットしたら、
「あおいくんとさとうくん」という番組が始まっていて、しばらくして
12:30になると、コッキーポップが始まります。
大石吾朗さんのやさしい声が、音楽を夢見る若者の歌を次々に紹介して
いきます。
「YAMAHAポピューラーコンテストにいつか出たい!」そして「この番組から私の歌声がながれるようになりたい!」
フォーク少女だった私は来る日も来る日も来る日も、日記のような詞に
コードをつけて、思い思いのメロディーを奏でました。
あの頃聴いた曲や歌声。
今も胸に残る名曲がいくつもあるのです。
憧れだった音楽への道標を示してくださったのが、パーソナリティーの
大石吾朗さんでした。
ご縁をいただき、10月10日(日)、10月17日(日)の2週にわたって、
Music Bird『大石吾朗 Premium G』にMIYAKOをゲストにお呼びいた
だき、お話ができたのは、本当に夢のような出来事でした。
ありがとうございました。
緊張する私から色々な話題をひきだしてくださり、また、中学生の頃の
お話もさせていただきながら、あの頃の気持ちが蘇りました。
遠く忘れかけていた、金木犀の香りのようなスンとした秋の朝のような
そんな甘さと切なさで、胸がキュンとしました。
私の大切な人も、その頃、遠く離れた場所で、大石吾朗さんのコッキー
ポップを聴いていたそうです。
同じように音楽を志し、ジーンズにギターを抱えて地元をあとにして、
大石吾朗さんが示してくださる道標に夢を抱いていたそうです。
中学生だった私。
ギター少年の彼。
大石吾朗さん。
点と点と点が結ばれて、線になった瞬間でもありました。
「ずっと、あなたが好きでした」
と、告白する少女のように、ラジオの収録の合間に、大石吾朗さんに
その話をお伝えしていました。
どれだけ、テンションが高いゲストと思われたでしょうね(笑
私には、まだまだ叶えたい将来の夢があります。
いまは、それに向かって坂道を登っているところです。
そして、しっかりと足元をみつめて、確実に一歩ずつ登っていこう。
近道もないし、頂上に着く前が絶対に一番しんどいことも知っている。
だから、こんなの、まだまだだとわかっている。
まだまだ。
もっともっと。
いつか必ず、行きたいと夢見た場所に私は立っているはずだから。
私のために、お力添えくださっている諸先生方、社長さま、スタッフの
みなさま、本当にありがとうございます。
つづく