奇跡



君はちぎれて
風に飛ばされた
目を閉じて落ちていった
すべてを覚悟して
.
朝が来ることも
太陽に抱かれることも
何も祈らず叩きつけられた
この世の終わりに
.
傷だらけで横たわり
苦しみの果て目覚めれば
優しく背中をなでてくれる
奇跡と出会えた
.
まっすぐ生きてきたこと
神さまだけが知っている
だからまた笑顔で咲くんだ
傷ならば癒されるから

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