2月に入り二度目の巳の日、地元の「蟠龍寺」さんへ参拝してきました。
山手通りの大鳥神社の並びに山門があります。
山手七福神の中のひとつで、こちらは「芸能」「芸術」を司る弁財天さまを
祀っておられます。
余談ですが、境内には音楽スタジオや、ざまざまな文化芸能・芸術の活動が
行われるホールなどがあります。
境内に足を踏みれると、梅の花の香りが一面に広がっていました。
春はすぐそこまできていますね。
まずは、本堂へ。
少し開け放たれた木戸の向こうには、御本尊である阿弥陀如来像のお姿を
拝顔させていただき、日頃の感謝をお伝えしました。
続いて、境内の順路に沿って、岩屋弁天祠へ。
ひんやりとした石窟の岩屋の中には、八臂の(八本の手を持つ)石造りの
弁天さまがおられました。
そして、その岩屋の上に建つ弁天堂には木造の弁財天さま(八臂天女像)
がいらっしゃいました。
階段を降りると、おしろい地蔵さま。
お参りすると美人になれると言われているのですが、何度お顔を見ても
クスリ♬となってしまう、愛らしいお地蔵さまでした。
写真を撮ると、たくさんの虹色の光が現れました。
私に話しかけてくださった、小さな石像の仏様。
ずっとしゃがんで、眺めていました。
すずらんの白い花のような、可憐な仏様でした。
境内の池は、江ノ島の岩屋に通じているとか。
そういえば、上野の不忍の池の弁財天さまの池は、琵琶湖の竹生島まで
通じていて、落語家の松緑さんが面白い落語を作ってお噺されています。
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蟠龍寺は、山手七福神巡りの一つ。
今度はすべて、巡ってみたいなと思います。
目黒区公式ページより
七福神信仰は室町時代に始まり、江戸時代から庶民の間に急速に広まり、
「七福神詣」がお正月の行事として流行するようになりました。
「七福神詣」は、元旦から七草までの間に、近くの七福神を祭った寺や
神社をめぐり歩きながら、1年間の「家内安全」「無病息災」「商売繁盛」
「所願成就」を祈願します。