ヴォイストレーナー®総本山・二代目が伝える『ヴォイストレーニング®』の原理原則〜その 14〜『「歌うための声磨き」と「磨いた声を使ってどのように歌うか」』


今日は、

「歌うための声磨き」と

「磨いた声を使ってどのように歌うか」

についてお話しします。

昨日の続きです。

 

以前にも書きましたが

 

仕事柄、オーディションやTVの審査で

数多くのエントリー者の歌を聴きますが

みなさん、本当に歌はお上手なんだけど

真似っこが多い!

 

第一声を聴いて

審査シートに

○△風

☆*っぽい

と記入してしまいます。

 

 

私はプラスの要素を探す派ですが

もったいないものはもったいない!と

正直に伝えてあげたいのです。

 

 

 

 

あなたはどこ?

あなたの歌は?

本当にもったいないのです。

 

 

そこで満足しないで

もっともっと、自分を見つけることに

工夫と時間を費やして欲しい。

 

 

 

たとえば

私のレッスンでは

ヴォイストレーニング®と

ヴォーカルトレーニング®を

前半と後半にかけて教えています。

 

ヴォイストレーニング®では

「歌うための声磨き」をします。

 

ヴォーカルトレーニング®は

一言でいうと歌い方を教えますが

「磨いた声を使ってどのように歌うか」が

テーマとなります。

 

表現方法などは、その人の内面から出るものであって

答えは幾通りもあります。

 

考え方、捉え方のヒントはお話ししますが

どう答えを出すかは、その人次第なので

単純にテクニックを教えるということはしません。

 

自分の中から出て来るもの

それを上手く引き出す。

可能性を引き出すのです。

 

自分の「個声」をもち、

自分の「表現」「歌い方」を身につけること。

 

この積み重ねが

「自分の歌」づくりに繋がって

やがては財産となります。

 

 

 

プロを目指すなら

大切なのは

「本物」と呼ばれるために

「自分の歌」を見つけること。

 

 

 

プロセスが正しければ、自ずと結果がついてきます。

 

 

 

 

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