以前から、お友達のエレンちゃんが、密かに通っているというヒミツの
アジト、六本木の「東京和食五十嵐」。
ひょんなことからオーナーの「クロダンボネさん」と繋がらせて戴き、
大変光栄なことに、本日、伺って参りました。
基本おひとり様で伺うことが決まりなのですが、エレンちゃんはもう
すてにパトロンというクラスで、オーナーのクロダンボネさんのお取
り計らいをいただき、お言葉に甘えてお連れさましていただきました。
こちらは、店主の五十嵐大輔さんとエレンちゃん。
お店のしつらえも洗練され尽くし、まさに大人のための空間。
今年3月のオープン以来、予約の取れないお店として有名な「五十嵐」。
東京中、いいえ、日本中から話題のお店として注目されています。
食べたことのない味。
体験したことのないコース構成。
なによりも「お客様に楽しんでいただきたい!」という空気が心地よく
漂います。
この「東京和食五十嵐」、気になる方も多いと思います。が・・・、
食べログなどを探しても、お店の情報はどこにもありません。
所在地も㊙。
オーナーさんと繋がらない限り、その鍵は開かない、魔界の扉。
つくばいの音に癒されながら「東京和食五十嵐」のエンタテインメント
ショーが始まりました!
一番出汁
〜8年熟成の利尻昆布、鹿児島温泉水、鹿児島枕崎の削りたての鰹から
スタート。
ここからは、究極の20品が次々と絶妙なタイミングで出されて行きます。
写真は、色合いとバランスで配置したので、お料理が出て来る順番では
ありません。あしからず。
あまりここで詳しく書いてしまうと、お楽しみが減ってしまいますから、
お写真をお楽しみくださいね。
詳しく見たい方は、画像をクリックしてみてください。
一品目は、左上の「魚介のバトルロワイヤル」
ウニ、キャビア、鮑、雲丹、ワタリ蟹、伊勢エビ、柿、無花果、長芋、
菊の花、土佐酢ジュレ。
右下のうなぎは、3つとも違うアプローチで仕上げられています。
蒸し焼き、地焼、白焼き。お好みはどれかな?
同じ素材の食べ比べも、「東京和食五十嵐」ならではの遊びごころ。
目の前で、店主の華麗なる包丁さばきが楽しめるのも醍醐味です。
スッポンラーメンは食べたことのない上品さ!
太刀魚のまぜまぜは、最後にちょっとずつ残したものを「もんじゃ焼」の
ヘラのようなもので、まぜまぜしてみます。美味しくて楽しい。
一番下の真ん中、サバサンドと骨なし秋刀魚と松茸のご飯かぶりつきは、
まな板に次々と用意された素材を見て、皆がなんだなんだ!?と騒然。
出来上がる工程を目の前でドキドキワクワクしながら見てしまいました。
オオオ〜っつ!カレー登場!
そして、お心遣いのシジミ汁。
名物の十割り蕎麦。
デザートとお抹茶へ進みます。
ペアリングでいただいた美味しいワイン、日本酒。
生け花は、五十嵐さん自ら生けられるそうです。
世の中に美味しいお店は数あれど、私はどんなお店も、オシゴトも人柄が
一番大切だと思っています。
「喜ぶ顔が見たい」と、一生懸命考えておもてなしくださるその気持ちに
勝るものはありません。
すべてがそこからのスタートではないでしょうか。
「東京和食五十嵐」。
今や日本一予約の取れないお店でありながら、すべてが謎のベールに包ま
れている。
美味しいのはもちろんのこと、すべてにおいてきめ細やかなお心遣いに感
激し、再びの訪問をお約束して帰ってきました。
オーナーのグロダンボネさん
店主の五十嵐大輔さん
スタッフのみなさま
そして、大切になさっている場所にお連れくださったエレンちゃん
本当にありがとうございました。