昨年、生まれて初めて登らせていただいた霊峰富士。
今年もキネコ登山隊の仲間と一緒に挑戦しました!
8/31(土)エクシブ山中湖に到着。
明日の登山に備えて美味しい焼肉で元気モリモリ作戦。
翌朝、7:00くらいから登山〜夕方の下山を目指し、早めに就寝しました。
5:30ホテルを出発。
富士山頂に笠雲が見えます。
つまり、頂上は洗濯機の渦巻き状態ということです。
去年は半袖短パンでも大丈夫だったのでしたが、今年は天気予報を見て
フリースやダウンベスト、ホカロンも持参して装備は万全!・・のはず
でしたが、実は私、一番大切なNORTHFACEのマウンテンジャケットを
自宅に忘れて来るという大失態(><)
去年富士山から戻り、いつでもまた次の登山に行かれるようリュックに
装備すべてを用意していれてあったのです。
でも、ジャケットだけはシワにならないように、クロゼットに吊るして
いたのです。
それをすっかり忘れて。。。。。
まあ、ジャケットなくてもフリースとダウンベストがあれば・・・・・
きっと大丈夫だろうと、自分に暗示をかけても、相手は自然ですから。
そして、5合目に到着した途端、余りの寒さと強風に震え上がりました。
5合目で4.7度。風速15メートル。
慌てて、フリースとダウンベストを羽織り、売店へ。
富士山ロゴ入りのウィンドブレーカーを見つけ、私のコーディネイトに
合っていたので、ホッとして購入。
さっそく『Mt. Fuji』ロゴ入りを羽織って無事に出発!
しばらく6合目まで歩いていたら、また暑くなってきました。
キネコ登山隊員のみっつ☟ ともちゃん☟ わたし☟
さて、ここからがいよいよ富士登山。
6~7合目は整備されているので、比較的登りやすく、子どもの遠足でも
ここまで来るそうです。
勾配はゆるやかですが、ずっと同じなのでキツい坂道を登るような感覚。
ジグザク黙々と。
でも、去年とちょっと違う。
足が上がってくれない。
「大丈夫かな〜わたし」と弱気になってしまいそうになった。
そんなとき、なぜか、「川の流れのように」がリフレインしました。
♪知らず知らず 歩いてきた 長く細いこの道
ふりかえれば はるか遠く ふるさとが見える
デコボコ道や 曲がりくねった道
地図さえない それもまた人生〜♪
誰かが歩いた靴底の跡が、ずっと続いていて、それを踏みしめて歩いて
いると、できた人がいるのだから、私にできない理由がないと、何度も
言い聞かせました。
歌っていたら、気持ちが楽に。
気づいたら笑顔も戻っていました。
7合目に到着。
小屋の前で、はじめてのおやつ休憩。
重たいリュックを下ろしてチョコレートを食べてエネルギーチャージ。
外国からの登山客と会話をしたり、景色を見たり、ホッとする時間。
しかし、ここからが恐怖の・・・・・・・・岩場。
8合目まで、ひたすら岩場です。
富士登山の難所と言われている場所です。
よくみると、上手に登れば段差も階段程度ですが、どの岩に足をかけたら
いいのかコツを掴むまでは、結構な疲労感が積もるのです。
コツコツ。
コツコツ。
♪純金積み立て コツコツ コツコツ
プラチナ積立 コツコツ コツコツ♫•*¨*•.¸¸♪✧
口ずさみながら、笑いながら、低い態勢でコツコツ。
去年は岩場の方が登りやすく感じました。
が、今年は体重が戻った分カラダの重さでここまで違うのかと実感。
次回はもう少し、調整したいと反省。
このしんどそうな顔を記念に収めておきました(笑。
30年来の親友みっつは、いつも私を励ましてくれます。
ありがとね♪
8合目から9合目はふたたびこんな感じ。
火星みたいです。
格好いいアメリカ人のお兄さんに、写真撮っても良い?と聞いたら快く
OKしてくれたので記念に。
笠の上に富士山が描かれていました。
トラックくらいの大きさはあろう巨石。
もう、割れちゃってて、いつ落ちてきてもおかしくありません。
ところどころ「休憩用に丁度いいわ〜」なんていいながら腰掛けた石も
こんな落石の跡だと思うと、ゾッとしました。
こまめに休憩。
ここでで食べたかりんとうが、凄く美味しかった!!
キネコ登山隊員のまるちゃん
☟
雲の上にきたよ〜
そしてついに、9合目の鳥居に到着!
山頂まあと400m!
たくさんの小銭が刺さっていて、何故か外国のコインまで(笑
しか〜し!
このあたりから、徐々に天候が怪しくなってきました。
雲が低くたれこみ突風が吹き、顔やジャンパーに砂利がたたきつけられ
痛いくらいです。
でも、見上げてもまだ頂上は見えて来ない。
どれだけ高いんだろう。
もう、本当に高い壁がそびえている感じ。
でも、上は見ないで、ただただ登ってきたからね。
純金積み立て コツコツ コツコツ。
プラチナ積み立て コツコツ コツコツ。
☝いちばん好きな場所。
9合目過ぎたらすぐにある休憩ができる場所には、廃墟が。
ここから細い道を30分くらい上がれば、いよいよ頂上です。
ブラックサンダーをほおばりながら、最後のエネルギーチャージ。
つづく