ヴォイス・トレーニング®本来の目的とは?〜その3


こんにちわ〜!
指導実績45万名以上、プロ歌手1,500名以上を指導育成した業界最高峰の〜
プライベートスクールヴォイス・トレーナーズ・アカデミー®です。

昨日のブログ「ヴォイストレーニング®の本来の目的〜その2」の続きです。

『ヴォイス・トレーニング®=こういうもの』
という固定観念が強すぎて本当に大事なものを見失っている先生、指導しきれ
ていない先生が多い実情。
スクールのマニュアル通り、それしか教えられない先生、しかも正しく教えて
当たり前のことも内容が浅すぎたり、間違っていたり、または生徒さんが理解
できていないのに、教えたつもりでいる。
生徒さんの個声など関係なく、皆に同じことをコピペしていくだけの流れ作業。
何も発見のない、ただのレッスン。

歌えていない、学んだことを歌う場面で使えていないままの生徒を、どうして
あげることも出来ず、そのレベルのスキルで先生を名乗っている先生が多い事。

もっと問題なのは、レッスンでまず、先生が見本を示す。
先生と同じように唄わせる。
先生と同じような声を出させる。
同じ唄いまわしをさせる。
つまり、真似させる。
そんなトレーニングもあるのです。

私たちは、ただひたすら、このことに違和感を覚えているのです。
ヴォイストレーニング®で学ぶ事は、テクニックではありません。
ヴォイストレーニング®は、マニュアルだけでは学べないのです。

人の感情を表現する、その原点である「歌」をテクニックや、マニュアル通り
のやり方で唄っても、そこには『心』はありません。
あなたの歌で誰かを元気づけたい、メッセージを送りたい、大きな夢を持って
いらっしゃるみなさんだから、もっと大きな処に答えがあるのです。
もっと、大切にしたいことが、歌にはあり、音楽とは、心に何か感じる、感じ
させるものです。

感動はそこにあるのです。

歌がうまくなりたいと言う事は、ヴォイストレーニング®を習うことから始ま
りますが、とても奥が深く個声や感性を磨いて行く大変な作業であり、だから
こそ、簡単なことではないのです。

声楽のように「様式美」の完成のために、マニュアルに忠実なヴォイストレー
ニング®もあれば、外国からのメソッドを用いたもの、または歌を学んで来た
人が自分の経験から伝えるものまで、ひと口にヴォイストレーニング®を教え
る側もさまざまなのです。

そして理論武装した先生たちが、「個声」や「個性」を無視して、マニュアル
通りに教えてさえいればいいわけではないのですが、同じスクールに、同じ唄
い方をする生徒が何十人もいたり、先生の唄い方にそっくりな生徒ばかりなど、
世の中には、摩訶不思議な現象がたくさんあるのです。

それがどういうことなのか?

私たちは、ヴォイストレーニング®を通して、その先にあるものすべてを指導
します。

個声や能力を引き出し、感性を磨くところまでを、私たちは指導します。
プロ歌手として通用する力を身につけるためのヴォイストレーニング®を……。
では、ヴォイストレーニング®の先にあるものとは、何でしょうか?

私たちは、人を集めているのではありません。
人を育てるが、一番の仕事です。
ひとりひとりみんな、違う個声で光ってほしいのです。

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